No.77 (古代アメリカ社会)  : 

「マヤ・アステカ文明とインカ文明の違いとは何か?」

マヤ・アステカ文明のアステカ王国を1521年に滅ぼしたコンキスタドレス(征服者)
はコルテスで、中心は今のメキシコであった。都はテノチティトランで、文字は象形
文字とキープ(結縄)も使われていた。それに対しインカ文明のインカ帝国は、1533
年にピサロに滅ぼされ、中心は今のペルーで、その都はクスコであった。文字は無
く、キープのみが使われていた。

<評価の観点>
関心・意欲・態度:
マヤ・アステカ文明とインカ文明のそれぞれの特徴について、関心を持って学習し
ようとしている。

思考・判断:
四大文明に代表される、他の古代文明との相違点に注目しながら、古代アメリカ
文明の独自性を考察している。

資料活用の技能・表現:
アンデス地方の民謡「コンドルは飛んでゆく」を鑑賞しながら、古代アメリカ文明の
栄光と悲劇について思いを馳せている。

知識・理解:
大河を文明成立の条件とはしなかった古代アメリカ文明について、その独自性を
理解しつつ、基本的な知識を身につけている。